菅浦、大浦。美しい奥琵琶湖
今日は西浅井の菅浦と大浦でチラシをポスティングしてきました。奥琵琶湖は琵琶湖で最も美しいところです。私も日本各地色々と行きましたが奥琵琶湖の美しさは全国的にもピカ一だと思います。
特に菅浦は国の重要文化的景観として選定されました。菅浦は昔は陸伝いでは行けない隠里で、乱を逃れた淳仁天皇の隠棲伝説も伝わっています。
大浦は古くより北陸と京都・大阪をつなぐ重要な交通路として、丸太船が活躍していたそうです。
今後はもっと多くの観光客の方にも来ていただけるようにできればと思います。長浜港、菅浦港、大浦港、竹生島、今津港を定期的に遊覧する船も開設できればと思います。
菅浦にはいくつも作業小屋のようなものがあり、これは何をするところだろうと思っていました。すると集落の入り口に「ヤンマー農村家庭工場」という建物があり、作業場はその家庭工場のものでした。ヤンマー創業者の山岡孫吉氏が工業で農村を新興させようと企画されたものが今でも続いているのです。孫吉氏のお考えは本当に立派な考えと感銘しました。田舎にも雇用を生み出そうという考えは、地方創生を図らなければならない現在の日本に参考になる考えだと思います。
また、国民宿舎つづらお荘も閉館となったようですが、ここからの景色は最高です。国民宿舎ではなく、民間の力で再興できないかぜひ考えていきたいです。